湘南えぼし座とは
皆さまはじめまして。私たちは「湘南えぼし座」と申します。
茅ヶ崎市民文化会館大ホールにて、1年に一度、素人によるオリジナルの大岡裁きのお芝居を上演する団体です。
他のお芝居はやりません。なので、いつも公演タイトルは「大岡さばき〇〇」(〇〇は上演年)です。
お芝居の内容は大岡政談を現代風にしたもので、毎年時事問題や茅ヶ崎ゆかりの内容を取り入れ、その年の公演のためだけに書かれます。
また、メンバーも毎年新たに募集をし、冬に稽古、春に本番、終わると解散、翌年また新たにメンバーを募ります。
このように、同じメンバーで同じ台本を上演することは二度とない、【打ち上げ花火劇団】というのが、湘南えぼし座の最大の特徴です。
湘南えぼし座は1997年、初代代表・高橋十大が発足しました。
きっかけは大岡越前祭当日に、祭りのメイン会場である「茅ヶ崎市民文化会館」の「大ホール」が空いていたことでした。
「大岡越前祭」は、大岡越前の菩提寺である浄見寺(じょうけんじ)の墓前祭から発展した茅ヶ崎四大祭りのひとつです。
そんな大イベント当日に、茅ヶ崎で一番大きなホールがあいているのはもったいない。
どうせ何かやるならば、大岡越前の偉業をたたえるのは勿論のこと、一般市民が誰でも気軽に楽しく参加できる市民プロジェクトをつくろう、もっと楽しい祭りにしよう。
そんな思いで民間人がはじめたのが、このえぼし座です。
茅ヶ崎市や大岡越前祭の実行委員会が作った団体ではなく、民間人のいわゆる任意団体です。台本の執筆も演出も、えぼし座イズムをよく理解している一般の民間人が手掛けます。けいこの運営も、会社員や団体職員、自営業者や学生などが協力しながらやっています。
しかるべきところでプロの方々のお力を借りつつ、本業や趣味や得意分野や人脈を最大限に生かしています。
2019年には代表が二代目・亀井隼人へ引き継がれました。
2020年の公演は世界を揺るがした感染症のため準備途中での中止を余儀なくされ、2022年の春に復活。
大好きな大ホールを右左、上下、フル活用しながら新たな挑戦を続けています。
これからも、どんな事が起こるか分かりませんが
ひとつずつ、公演を積み重ねて参る所存です。
今後ともご参加、ご支援、ご協力のほど宜しくお願い致します。